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気管支喘息・鼻炎

気管支喘息について

気管支喘息

空気を肺におくる通り道の気管支に出るアレルギーの病気が、 気管支喘息です。
症状は呼吸困難をともなう発作が繰り返しおきることで、発作のときには「ヒューヒュー」という特徴的な呼吸音がします。
小児の気管支喘息の患者様の9割にダニアレルギーが認められると言われています。

かぜとの違い

  • 喘息は夜に咳が多くなりますが、かぜは夜も昼も同様に咳が出ます。
  • 喘息では熱が出ず、出たとしても微熱程度。
  • かぜは数日で治りますが、喘息は良くなったり悪くなったりを繰り返します。

かぜと症状が似ているので、混同してしまうことが多いのですが、対処方法を間違えてしまうと、悪化してしまう可能性もあります。
かぜとの違いを参考にしていただき、まずは、最寄の医療機関にご相談ください。

アレルギー性鼻炎について

アレルギー性鼻炎

鼻のアレルギーで、喘息のお子様の半分以上が併発しています。症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりで、お子様の場合、鼻こすりが特徴的に見られます。原因は、ほこり、スギ花粉などです。

近年、発症が低年齢化してきておりますが、スギ花粉症では早くて4歳頃から、一般的には7歳頃から発症すると言われています。

アレルギー性鼻炎の治療法

  • 薬物療法

    薬物療法は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を、薬を使ってやわらげたりおさえたりします。
    アレルギーの原因(アレルゲン)を問わずに治療でき、症状の出ている部位(鼻や眼)に合わせて薬が選択できます。

  • 舌下免疫療法

    舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌の下に投与し、口腔粘膜のアレルギーを抑える働きを担っている免疫細胞にアレルゲンを認識させる方法です。
    この投与を継続的に行うことで症状を軽減させていきます。
    また、将来的には薬を使用しなくてもいいような効果が期待できる治療法になります。